※写真は撮れ次第アップします。
①名称
ツブゲンゴロウ Laccophilus difficilis
コウチュウ目ゲンゴロウ科ツブゲンゴロウ属
②生息地域(私が確認した地域は地図で塗っています)
北海道、本州、四国、九州、南西諸島
朝鮮半島、中国、ロシア極東部
③生息環境
水田、池沼
④環境省のレッドリスト
⑤個人的なレア度(Max6)
☆☆☆
⑥個人的な感想その他情報
今回よりツブゲンゴロウシリーズです。
ツブゲンゴロウの仲間は基本的に水田や池沼といった止水域に生息しています。
種類もそこそこ多く、最近ではヒラサワツブゲンゴロウという新種も見つかっており、まだまだ発見が続きそうなグループですね。
個人的にはちょろちょろと水中を泳ぐ様子やコロンとしたフォルムが非常にかわいらしいゲンゴロウだと思います😀
網に入ってつかもうとするとコメツキムシのように跳ねる様子も面白いですね。
そんなツブゲンゴロウの仲間ですが総じて珍しい種となっています。
原因はやはり池の改修や埋め立てによる生息地そのものの消失ではないかと感じます。
今回紹介するツブゲンゴロウに関してもかつては普通種でしたが、近年はそこそこ環境が良い池や水路でないと出会えない印象です。
10年後、いや5年後にはレッドリストに掲載されそうですね・・・
気を取り直してツブゲンゴロウの紹介に入ります。
といってもほぼ上で説明した通りです(笑)
越冬については水中で越冬するようです。
また、上翅の模様には個体差があり、成虫と幼虫ともに緑色と茶色の2型を示す面白い変異を持っています。
クロゲンゴロウの2齢幼虫も頭が黒い個体とそうでない個体の2型が知られています。
2種ともになぜ2型が出るのか理由は分かっていないのですが、理由が判明すれば同じかもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿