①名称
コガタノゲンゴロウ Cybister tripunctatus lateralis
コウチュウ目ゲンゴロウ科ゲンゴロウ属
②生息地域(私が確認した地域は地図で塗っています)
本州(関東地方以西)、四国、九州、対馬、南西諸島、小笠原諸島
朝鮮半島~ヨーロッパ東部、東南アジア、中東
③生息環境
水田、池沼、水たまり、河川
④環境省のレッドリスト
絶滅危惧Ⅱ類
⑤個人的なレア度(Max6)
☆☆(九州)、☆☆☆☆(本州)
⑥個人的な感想その他情報
ゲンゴロウを一回り小さくしてスマートにした感じです。
一時期は本州で絶滅寸前まで追い込まれました。
しかし、近年九州ではその辺の水たまりでも確認されるようになり西日本でも数を増やしています。
生息域からも南方種であることが考えられるので増加の要因は地球温暖化でしょうか?
2015年に山口県で初めて出会いました。
とても興奮して嬉しかったことを記憶しています。
2015年くらいだとすでに個体数回復が始まっている最中だったのでしょうか。
九州では自然度が高い場所だけではなくそこそこの水域に行けばほぼ彼らと出会えるといった状況でした😅
個人的には植生が豊かな環境よりもアメリカザリガニが侵入した後のような植生がないさら地のような環境に多いイメージです。
まるでハイイロゲンゴロウですね(笑)
私の地元でも幼虫が発見されたのでいよいよ来るところまで来たな。という印象です。
かつての絶滅寸前種の個体数回復は嬉しいと思う反面、生態系になんらかの影響が出る可能性はないのか慎重に議論する必要もありそうですね。
今回は自然分散なのでいいのかな?
どちらにせよ、このレベルの大きさのゲンゴロウと身近に出会える日はそう遠くはなさそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿